今注目のすべき幾何学的分野がある。
この幾何学的分野の第一人者である、あのユークリッドでさえ敬遠し、放置し続けた自然の本質を解き明かすヒント。
それが 『フラクタル幾何学』 。
「雲は球形でなく、山は円錐形でない。海岸線も円形ではないし、樹皮もなめらかではなく、また稲妻も一直線には進まない」
B・マンデルブロ
これらの自然界で起こる複雑な造形を映す鏡である幾何学模様は、フラクタルという数学的分野において説明がつく。
「百聞は一見にナントカ」 という格言に習い、この動画をご覧頂きたい。
<参考動画>
これを眺めていると、今までに使ったことのない脳みその部位が突然活性化されるような、不思議な感覚に襲われることだろう。
この幾何学模様を理解するためのキーワード、それが 「ランダムウォーク」 だ。
経済学でいう 「ランダムウォーク理論」 とは、未来は予測することができないという前提条件の元で進められる投資戦略の一つである。
もしもある瞬間における全ての物質の力学的状態と力を知ることができ、かつもしもそれらのデータを解析できるだけの能力の知性が存在するとすれば、この知性にとっては、不確実なことは何もなくなり、その目には未来も(過去も同様に)全て見えているであろう。
という 「ラプラスの悪魔」 だが、これは 「不確定性原理」 によって否定されたことにより、どれだけ緻密で膨大な過去のデータに依存しても、未来や過去を予測するための絶対的にな指標とはなり得ないことがわかった。
つまり、過去に、歴史に依存し、現在を生きるということは、ただの気休めにしかならない。
『フラクタル幾何学』 の登場により、予測不可能なカオス的繁栄を繰り広げる自然界に、一条の光が射したのだ。
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